今でも忘れらない進学時の教師の言葉
高校3年生になって皆んなが進路を決める頃、僕は全く何も考えてなかった。
昔の話。
サッカー部に所属をしていたが、春の大会で僕以外は全員引退したが、僕は冬まで続けた。
一応理数系だった僕は、理数系の学部への進学を勧められたが全く興味がなかった。
そもそも大学に行く必要がよくわからなかった。
しかも理数系だったと言っても、数IIと数Bの途中から頭がついていかなくなって理解することを放棄していた。
てか、あんな複雑な計算やマニアックな知識が人生において絶対必要ないやろう。と根拠のない確信があった。
そういった中で、大学の学部について色々調べていた時に心理学という学問に強い興味を抱き、これなら大学に行ってみたい!と思い、理系から文系に勉強をシフトして心理学部のある大学を目指したいと思って、当時の先生(数学担当)に相談したら、一蹴された。
「心理学なんて学んでも、仕事にならんぞ。今から古典とか勉強できるんか?」
そこで、高校生の僕は、そうなんや。と素直に聞き入れてしまった。
そして社会人を経験して30代になった今、強く思う。
心理学は社会に出る上で絶対に知っておくべき学問やと。
あの時、先生の反対を押し切って、必死で勉強して心理学部に行っていたら、人生は変わったやろうと。
結局、当時の僕は、数学も物理も勉強する気にならず、最終的に大学には行かなかった。
学歴がないと・・・と散々、親からも先生からも言われたことに対しての反抗でもあった。
今は、ふと思う。
学歴があった方が、ないよりは選択肢が多い世の中なのだと。
だけど、大卒で僕より仕事出来へんな。という人は、たくさんいる。
学歴=仕事が出来る。ではなく、学歴=選択肢が増える。やと思う。
あの時に先生の助言を無視して、自分の興味のままに行動しなかったことを今でも少し後悔している。
数IIや数Bより、心理学の方が圧倒的に社会に出て必要な知識。
数学の先生は、数学を学ぶ=それが仕事になるから、心理学なんて学んでも仕事がないという発想になったんやろうな。
でもそこで、心理学を学んだら、営業の仕事に活かせるかもとか、日常の人間関係にも活用出来るかもとか教えて欲しかった。
といっても、自業自得。
先生に反対されてスグに、そうか。と思う自分が悪い。
でもな、先生もっと高校生の僕の視野を広げて欲しかったわ。というのが正直なところ。
文章書くのって難しいな。。。
ほなまた。